透析食の宅配弁当を取り入れるメリットとは?食事管理を無理なく続ける為の活用術

透析食の宅配弁当を取り入れるメリットとは?食事管理を無理なく続ける為の活用術

透析患者さんの食事では、食べるものや量が制限されることもあります。毎日の食事づくりに細かな栄養計算まで気を配って管理するのは、負担を感じることもあるでしょう。

そんな悩みに応えてくれるのが、「宅配弁当」というサービスです。管理栄養士がバランスを考えて設計した食事を手軽に用意でき、献立を考える時間や調理の手間を省けます。

この記事では、透析食の宅配弁当を利用するメリットと、安心して利用できる宅配食選びのポイントを紹介します。

この記事のポイント

  • 宅配食のメリットを知り上手に活用することで、複雑な栄養計算や調理の負担を減らせます
  • 宅配食のサービスを選ぶときに確認しておくと安心なポイントを解説します
  • 透析患者さんの食事管理に役立つ、メディクックの冷凍宅配弁当を紹介します

1.透析導入後の食事管理の難しさ

透析患者さんにとって、日々の食事管理は大切なテーマです。透析患者さんや食事の用意をするご家族がどのようなことに負担を感じているのか、まずはおさらいしてみましょう。

栄養計算が大変

透析患者さんの食事では、必要なエネルギーやたんぱく質を確保しながら、塩分・カリウム・リン・水分の摂取量に気を付ける必要があります。それぞれの成分をどれくらい摂ればよいのか、何をどれくらい食べてよいのか、頭を悩ませている方も多いことでしょう。

栄養成分の摂取量については、日本透析医学会の「慢性透析患者の食事療法基準」に目安が示されています。詳しくは、「透析食とは?基本の考え方」をご覧ください。

※必要な栄養量や制限内容は、透析方法や尿量、血液検査値、栄養状態などによって異なります。担当の医師・管理栄養士にご相談ください。

献立を考える負担

栄養成分に配慮しながら毎日バランスのよい献立を考えることは、想像以上に大変です。制限がある成分を気にするあまり、食材や調理法が偏ってしまうこともあります。メニューのマンネリ化に悩むこともあるでしょう。

現役世代の方では、仕事の時間との兼ね合いを考慮する必要もあります。また、高齢の透析患者さんでは低栄養にも注意が必要です。食欲の低下や食事量の減少が続いている場合は、主治医や管理栄養士に相談しましょう。

献立の考え方のヒントは、「透析患者さんの食事と献立の考え方」で紹介しています。

調理の手間と時間

献立をある程度決めておいても、毎日手作りで食事を用意するのは、手間と時間がかかります。下ごしらえから調理、盛り付け、食後の後片付けまで含めると、1食を用意するために必要な労力は少なくありません。

また、透析治療を受けている方とそうでないご家族とでは、食事で気を付けたい内容や食べる量が異なります。透析患者さんの分とご家族の分とで作り分け、毎日の食事をすべて別々に用意しようとすると、調理や献立づくりの負担はさらに大きくなります。

自炊や作り分けの工夫については、「透析食の自炊に限界を感じたら」、「透析の食事と家族の食事を作り分けるコツ」も参考にしてください。

2.透析の宅配食を利用するメリット

宅配食の利用方法や費用を確認する女性のイメージ

日々の食事づくりに悩む人にとって、宅配弁当は心強い選択肢の一つです。透析患者さん本人や、治療をサポートするご家族の負担を軽くする助けになります。

専門家が栄養計算した献立

管理栄養士が透析患者さんの食事に配慮した栄養価に合わせて設計している宅配食なら、自分で計算しながらメニューを考えなくても、設定された栄養成分量の献立が自宅に届きます。

ただし、必要な栄養量は個々の状況により異なります。利用するサービスの栄養成分量を確認し、治療の内容や身体の状態に合っているものを選びましょう。

自宅にいながらさまざまなサービスや商品から選べる

宅配食には、さまざまなサービスや商品があります。自宅でインターネットや電話から購入できるため、外出せずに複数の商品を比較しながら、自身に合ったものを選ぶことができます。

時短と調理負担の軽減

電子レンジなどで温めるだけで1食分の食事が出来上がるお弁当タイプの商品なら、調理や後片付けの手間や時間を減らせます。

余裕があるときにはミールキットのような商品を選ぶと、自分で献立を考える際の参考にもなります。

3.宅配食サービスを選ぶときのポイント

宅配食を取り入れて食事を楽しむイメージ

まずは、宅配弁当の基本的な仕組みと特徴を知っておくことが大切です。違いを理解することで、自分に合ったサービスを見つけやすくなります。

栄養成分

ひとくちに「透析食」といっても、作っている企業やブランドによって1食当たりの栄養成分の設定は違います。

必要な栄養量は一人ひとり異なるため、どのサービスがよい・悪いということではなく、自分自身に合った栄養成分に設定されたものを選ぶようにしましょう。

カタログや商品ページなどを、かかりつけの医師・管理栄養士に見せながら相談すると安心です。

商品内容

宅配食には、数品が1食分として盛り付けられた弁当タイプのもの、おかず1品がパウチになった惣菜タイプのもの、下ごしらえ済みの食材を自身で調理するミールキットタイプのものなど、さまざまな種類があります。

また、常温・冷蔵・冷凍といった温度帯の違いによって、保存できる期間も異なります。

さらに、保管に必要なスペースの確保も大切です。容器のサイズや、「1食から注文可能」「8食セット」など、注文の単位や一度に届く食数も確認しておきましょう。

価格

宅配食は、商品代のほかに送料や手数料がかかる場合もあります。1食当たりの価格だけでなく、送料や手数料を含めたトータルコストを確認しておくことが大切です。

毎食ではなく週に数回取り入れるなど、食事管理の負担と経済的負担のバランスを見ながら、予算に合わせたペースで利用することも一つの方法です。

注文方法

パソコンやスマートフォンから手軽に購入できるネットショップも増えています。チャット形式で質問に答えるだけで注文が完了する、簡単で便利なシステムもあります。

配送頻度などの変更手続きもインターネット上で自分自身でできると便利です。機器の操作が苦手な方は、電話で注文できるサービスを選びましょう。

必要なときに都度注文する方法もありますが、日常の食事に取り入れる場合は、指定した周期で自動で注文手続きをしてくれる「定期購入」を利用する方法もあります。

メニュー・味

たとえ便利でも、自分の好みに合わなければ続けて利用するのが難しいこともあります。また、日常的に利用したい場合には、メニュー数が少ないと飽きてしまうこともあります。

お試し用の商品や少量パックがあれば、一度試してみてから続けて利用するかどうか決めるのも一つの方法です。

食物アレルギーがある方は、各サービスの対応内容や原材料表示を確認しましょう。メニューを選択できるサービスを提供しているショップもあります。

配達エリア

ショップや商品によっては、配達エリアが限られている場合もあります。送料は予算内か、受け取りの日時は指定や変更ができるか、といった配送に関する項目も、続けて利用する場合には確認しておきたいところです。

4.メディクックの宅配弁当がおすすめ

透析施設の声から生まれたお弁当

メディクックの冷凍弁当は、透析施設で実際に使われているメニューを現場の管理栄養士とともに研究し、「高タンパク・低リン・低カリウム・低塩分でも、おいしい」をコンセプトに開発しています。

「楽しみながら、おいしく、バランスのよい食事ができること」を第一に考え、塩分ひかえめでもおいしく感じられるように、だしや香辛料の活用、メインと副菜の味付けのバランスなどを工夫しています。

90種類以上あるバリエーション豊かなこだわりの献立で、毎日の食事をお手伝いします。

管理栄養士監修のこだわりと栄養基準を見る

パンフレットなどの資料もご用意しています。お問い合わせ・お電話からお気軽にお申し付けください。

冷凍庫にストック、レンジでチン

メディクックの宅配弁当は冷凍でお届けするため、冷凍庫にストックしておくことができます。忙しい日、体調がすぐれない日、通院日などに備えて常備しておくと便利です。

4食・8食・16食・28食のセットから、利用スタイルに応じて選べます。選択した食数がまとめて届くため、購入前にご自宅の冷凍庫のスペースを確保し、無理なく保管できる食数のセットを選びましょう。

冷凍庫から取り出して、電子レンジで温めるだけで、主菜1品と副菜2品の1食がすぐに食べられます。

ごはんは付いていない、おかずのみの商品です。主食は必要な量をご用意ください。

便利でお得な定期購入

必要なときに必要な分だけを購入できる「1回注文」のほか、1食当たりの商品価格がお得な「定期購入」もご利用いただけます。

一度購入のお手続きをした後は、指定した周期で自動で注文が入ります。注文内容や配送に関する変更はマイアカウントから可能で、お電話でも受け付けています。

初めて定期購入を利用される方限定で、初回の商品代金が1食200円になるキャンペーンも実施中です。対象商品や条件は、記事末尾のキャンペーン案内からご確認いただけます。

全国配送・簡単注文

メディクックの宅配弁当は、ヤマト運輸のクール宅急便(冷凍)で全国にお届けします。
※一部、お届けできない地域があります。

簡単・便利なチャット購入なら、複雑な操作をしなくても、質問に答えながらご注文いただけます。電話でのご注文も承っています。

チャットで今すぐ注文を始める

まとめ

透析患者さんにとって食事管理は、日々の生活の中で大切なことの一つです。しかし、毎食すべて手作りでこなそうとすると、心身ともに負担が大きくなることもあります。

宅配弁当を活用するメリットは、単に「手間が省ける」ことだけではなく、食事管理にかかる負担や、献立を考える際の迷いを軽くすることにあります。

管理栄養士が栄養成分を計算した献立が自宅に届き、必要なときに利用できる。うまく活用することで、ご自身やご家族の食事づくりの負担を減らす助けになります。

毎日の食事すべてを宅配弁当にするのではなく、忙しい日や通院日など、生活スタイルに合わせて取り入れる方法もあります。無理なく食事管理を続けるための選択肢の一つとして、宅配弁当を上手に活用しましょう。

初めての方は、透析弁当の定期便を
初回1食200円で始められます。

初回1食200円の透析弁当8食・16食定期便を見る

メディクックの透析弁当を詳しく見る

※本記事で紹介している内容は、食事管理の目安としてご覧ください。ご自身に合った内容は、主治医や管理栄養士にご相談ください。

記事作成:メディクック宅配弁当運営チーム

参照・引用元一覧

  1. 1. 日本透析医学会「慢性透析患者の食事療法基準」『日本透析医学会雑誌』47巻5号、287~291頁、2014年
  2. 2. 日本透析医学会「慢性透析患者における低栄養の評価法」『日本透析医学会雑誌』52巻6号、319~325頁、2019年
  3. 3. 日本透析医学会「サルコペニア・フレイルを合併した透析期CKDの食事療法」『日本透析医学会雑誌』52巻7号、2019年
  4. 4. Ikizler TA, et al. KDOQI Clinical Practice Guideline for Nutrition in CKD: 2020 Update. American Journal of Kidney Diseases. 2020.